【開催報告】1/17開催 第2回こども支援部会(令和5年度)

令和5年度 第2回こども支援部会

 令和6年1月17日(水)10時~12時 都筑区役所6階にて、第2回こども支援部会を行いました。73名という多くの方にご出席いただきました。

第2回こども支援部会(令和5年度)会場の様子

 今までは、年1回の部会開催でしたが、より具体的な課題に焦点をあてて考えていきたいという幹事の思いもあり、今年は2回目の部会を開催しました。

テーマは「学校との連携」

 幹事会の中で、常に「学校」との連携の話題が出ておりましたので、「学校との連携」を大きなテーマとして、小学校・中学校に配属されたスクールソーシャルワーカーの機能と役割について共有することをメインにして、加えて支援学校のセンター的機能、療育センターの学校支援についても合わせて紹介していただく会としました。

第2回こども支援部会(令和5年度)登壇頂いた3機関の方々

 3機関の方に登壇していただき、それぞれの機能、取り組みについて説明をしていただきました。

  1. 北部学校教育事務所 スクールソーシャルワーカーの松島さんより
    「スクールソーシャルワーカーの機能と役割」
  2. 県立みどり支援学校 教育相談コーディネーター 田中先生より
    「県立支援学校のセンター的機能と役割」
  3. 横浜市北部地域療育センター センター長 齊藤さんより
    「療育センターの学校支援の機能と役割」

 同じような機能を持ちながらも、それぞれの機関の役割や視点の違いも分かり、この3機関が一堂に会して話を聞く貴重な機会を持つことができ、大きな成果となりました。

「slido」を使った質疑応答

 説明終了後、出席された方からのご質問や意見を、「slido」※というアプリを使って、出していただきました。皆様からいただいた意見・質問をスクリーン上に映し出し、ファシリテーターがその中からピックアップして、3人の方々にお答えいただくスタイルを取りました。

第2回こども支援部会(令和5年度)「slido」を使用している様子

 いただいた質問・意見では「このような仕組みを知らなかったので、今後は相談させていただきたいと思います。」とそれぞれの機関の情報をえられ、今後の活用を期待する声をいただきました。また、「SSW、療育センター、支援学校が一緒にかかわっているケースはありますか?その場合、どこがかじ取りしますか」と具体的な連携の状況についての質問もあり、現状の機関同士の課題も浮き彫りになりました。

 皆様のご協力により、活発にたくさんのご意見、質問を出していただき、盛り上がりのある会となりました。


slido…セミナーや勉強会で、参加者が同時に意見を出したり、質問をしたり出来るツールのアプリケーション