【開催報告】2/18開催 第2回居宅・移動支援部会(平成30年度)
2月18日(月)10:00-12:00に、平成30年度第二回居宅・移動支援部会を開催いたしました。24名の方にご参加いただきました。
「他事業所のサービス提供責任者の仕事をもっとのぞいてみよう」
今回のテーマは、前回からの第二弾!「他事業所のサービス提供責任者の仕事をもっとのぞいてみよう」でした。
ICTを活用した業務改善への取組み
まずエターナル 田倉氏からは、「ICTを活用した業務改善への取組み」というタイトルで、この業界特有の増え続ける書類をスマートフォンとアプリ、システムを連携してペーパーレス化していった取り組みについて発表がありました。日々の業務の書類の多さに困っている事業所が多かったため、みなさん熱心に聞かれていました。
行動援護の支援計画シートの手順紹介
次に発表されたのは、森のピーターパン 村上氏。「行動援護の支援計画シートの手順紹介」では、アセスメントの取り方から支援計画シート作成までの過程、支援手順書の参考例を余すところなく公開してくださいました。また、ヘルパーセンターやまびこ 松島氏の「支援手順書を用いた事例紹介」からは、具体的な事例から課題を解決するためのアイデア工夫、手順書作成の要点等まで分かり易い写真付きで解説して下さいました。早速取り入れようと考えているサービス提供責任者もいるかもしれませんね。昨年4月から行動援護サービス提供時に「支援計画シート」及び「支援手順書兼記録用紙」の作成が必須化されたことで、他事業所の様子が分かる貴重な発表でした。
居宅の手順書の紹介
最後の発表は、エターナル 中村氏から「居宅の手順書の紹介」でした。準備するものや支援環境などはすべて写真付きで、均一したサービスの提供を目指すものでした。
グループワーク
後半は参加者でグループワークを行いました。
まず、ペーパーレス化の話が盛り上がったようです。具体的な費用(契約費やスマートフォン代等々)の資料も出ていたので、真剣に見入っている人もいました。書類でいっぱいいっぱいで現場に出ていないという声もありました。ICTを活用して何かと忙しいサービス提供責任者の仕事量が軽減するのを願います。
また、計画相談シートや支援手順書の話も各班で盛り上がりを見せました。減算対象の話や具体的な記載例があったことでとても参考になったとの声も。
支援手順書に関しては、「支援手順は口頭で代々受け継がれていくようなケースもあるので参考になった」と話される方、「男女差体格差でサービス手順が変わるのか」などの話もありました。
参加された方からは「他事業所の話が聞けて良かった」という声が一番多く聞かれました。