【開催報告】6/11第1回居宅・移動支援部会(令和元年度)
6月11日(火)、令和元年度第1回居宅・移動支援部会を開催し、23名の方にご参加いただきました。
『当事者の想いを引き出すための支援~身近に関わる居宅・移動支援事業所の中で抱え込まないために~』
当日は、『当事者の想いを引き出すための支援~身近に関わる居宅・移動支援事業所の中で抱え込まないために~』と題してエターナル相談支援室の籾山寛明氏にご登壇いただきました。
お話の内容は、当事者本人の想いと同時に一番身近な親御さんの想いを丁寧に引き出す支援の様子がうかがえました。将来、親亡き後、当事者が困らないように家族以外の人間と過ごす経験を積むことの重要性を親御さんに丁寧に伝え続けていらっしゃるんだと感じました。
また、後半は事例をあげて支援につながれたケースを紹介。本人が「好きなこと」をするという視点で、外出支援の良さを発表していただきました。好きなことを通して、少しづつ支援に慣れていく様子の報告は、参加したサービス提供責任者との距離感がとても近くなったように思いました。
籾山氏はヘルパーの経験もある計画相談員さん。参加したサービス提供責任者の皆さんの想いも受け止めてくださっているような明日からの仕事の活力になるようなお話でした。
グループワーク
4つのグループに分かれてディスカッションを行いました。「あんなに丁寧にしている計画相談員がいるんですね」と籾山氏の発表についての話や、日ごろの家族とのやり取りで困り感などディスカッションはどのグループも盛り上がっていました