【開催報告】「感染拡大!休校!分散登校!こどもたちの今」9/9 第1回こども支援部会(令和3年度)

感染拡大!休校!分散登校!こどもたちの今~それぞれの現状を知ろう、そして今、つながることでできること~

ZOOMによるオンラインミーティング(令和3年9月9日(木)10時〜)

 9月9日、コロナ第5派の感染急拡大の中、第1回こども支援部会をオンラインで開催しました。

 今までに経験のない感染者数の増加。
 みなさまの周りの方にも感染したという方がいらっしゃるかもしれません。

 こどもたちの置かれている状況は休み明けから休校、9月から市立の小中学校では分散登校が始まりました。教育現場では、オンライン授業等取り入れ、学校生活の変更が余儀なくされることになりました。

 また、こどもたちの療育を担っている児童発達事業所・放課後デイ事業所での陽性者の発生情報も多々聞こえてきました。

 今回のこども支援部会では、まずはそれぞれの機関の現状の共有を行い、今一度、私たちが「つながることで、できること」を考えました。

意見交換のまとめ(私たちが考えたこと)
☆それぞれができること
  • 安心安全に、可能な限り開所・運営していく。(支援の場の継続)
  • 家族に寄り添い、困った時に相談してもらうこと。

☆つながることでできること
  • 個人情報に留意しながら情報共有を行う。支援者同士で相談できる場。
  • 自分達では解決できないことを他機関、地域に繋げる。

☆引き続き検討していく必要のあること
  • スムーズに情報共有できるツールの検討。
  • 目の前の人だけでなく、その先の人にどう届けていくか。
    出て来られない人とどう繋がるか。
    → 地域でつながるきっかけを見つける、手をあげる、ひろいあげる。
    → ひとりひとりに合わせた繋がり方、相談の場、相談の仕方を考える。
    → こどもやその家族が誰でも気軽に参加できる場、話が出来る場。

「コロナ×こどもアンケート」

 昨年度、保護者の皆様のご協力のもと「コロナ×こどもアンケート」を実施しました。

 アンケート結果や考察については、こちらの以下のページにて報告しているので、是非ご覧ください。

 アンケートの中で「つながれなくて、苦しかった、情報がなくて困った」というご家族の声を、大変多くいただきました。

 相談先として、大半の方は、家族、友人、事業所等の相談先がありましたが、どこにも相談できなかったという方が18%、いらっしゃいしました。

どの子も、地域で安心して暮らしていくために・・・

 この先、どの子も、地域で安心して暮らしていくために・・・

 子どもたちにかかわる私たちが間にはいることで、地域とのつながりを作っていくことができればと思っております。

 地域とのつながりを作り、地域で安心して暮らしていくために何ができるのか・・・

 私たちが、実現可能、具体的にできることを、こども支援部会ではこれからも考えていきたいと思っております。

 私たちは、こどもたちやご家族の「困った」を受けとめていきたいと思っています。

 そして、私たちこどもに関わる人たちがつながることで、解決の糸口を一緒に探していくことができたらと考えています。

 コロナ禍での子育て、不安なこと、心配なこと、たくさんあると思います。

 保護者の皆様については、ぜひ身近な支援者にご相談してみてください。