【開催報告】10/3 第1回こども支援部会(令和4年度)
「今私たちができること~ライフステージ毎の事例を通して、何ができるか、どこができるか皆で考えよう!~」
令和4年度第1回こども支援部会全体会
10月3日(月)に令和4年度第1回こども支援部会全体会を開催しました。当日は児童発達支援事業所や放課後等デイサービス事業所、学校、地域ケアプラザ等、こどもに関わる関係機関の方々53名にご参加いただきました。新型コロナウイルスの影響で昨年度、一昨年度はオンラインミーティングだったため、久しぶりに実際に集まる形での会を開催することができました。
事例ごとのグループに分かれてグループワークを行いました
今回のテーマは「今私たちができること~ライフステージ毎の事例を通して、何ができるか、どこができるか皆で考えよう!~」でした。
各ライフステージでよくある事例をあげ、事例ごとのグループに分かれてグループワークを行いました。その時々の本人やその家族に思いを巡らし、困りごとや課題について考えました。その家族が幸せになるためにはどうしたらいいか、支援者である私たちがどのようなことができるかについて意見交換を行いました。
事例は…
①医療的ケアが必要なこども達の資源
②幼児期の家族
③担任の対応に不信感を持つ保護者と不登校の児童
④個別支援級への転籍を拒む児童と子の自立への不安を抱えた保護者
⑤卒業後の生活に向けて~移動スキルの獲得~
⑥進路について~高校選びから、高校を卒業した後の生活を視野に~
検討した事例を発表し、他のグループからフィードバックをもらいました
6つの事例を各グループで検討しました。グループで話し合った内容を発表し、他のグループの人から感じたことや意見をフィードバックしてもらいました。
グループワークを通し、皆で話し合うことでこどもや家族に関する理解が深まり状態像が立体的に見えてくること、各機関の強みやできる支援がそれぞれあることに改めて気づかされました。今回のグループワークで感じた、他機関連携の大切さを心に留め、こども本人や家族へのより良い支援を実際の現場でも一緒に考えていけたらと思います。